日本薬学会第142年会において学生優秀発表賞を受賞しました
機能設計科学ユニットの研究内容について発表した薬学科6年の安田実央さんが、日本薬学会第142年会において学生優秀発表賞(口頭発表部門)を受賞しました。
演題名:「FRET現象を応用した肺投与型リポソーム製剤の体内挙動の評価法に関する検討」
発表者:○安田実央、戸上紘平、宮島宏季、石澤清心、丁野純男
本研究では、リポソーム製剤を肺に直接投与した際の肺内挙動をより正確に評価可能な、FRET(Förster Resonance Energy Transfer)現象を応用した技法を確立しました。リポソームは、薬物を効率的かつ選択的に体の中の病巣に届けるためのドラッグデリバリーシステム(DDS)に用いられます。本研究で構築した評価法を用いることで、今後、更なるDDS製剤の開発が期待されます。